ノコッチの哲学マップ

哲学に興味のある女子高生「怜奈」と普通の男子高校生「不破(あだ名はノコッチ)」が哲学について対談します

2015-01-01から1年間の記事一覧

ソクラテスからプラトン、アリストテレスへ【その1】

ゆるふわ先生「今回はなにやるの」 ばじるちゃん「予告していた通りプラトン……ではなく。その1つ手前のソクラテスから入ることにするわ」 ゆるふわ先生「出た、ソクラテス」 ばじるちゃん「倫理政経でやったもんね。ところで、今回はダイレクトに思想を紹介…

フレーゲからラッセル、ヴィトゲンシュタインへ【終】

ばじるちゃん「よし、それじゃあまずはフレーゲのつみ残しからやっていきましょう」 ゆるふわ先生「【命題関数】と、【意味と意義】の話だね」 ばじるちゃん「命題関数は正直もっと前にやった方が良かったんだけれどね。論理空間の理解につながりやすくなる…

フレーゲからラッセル、ヴィトゲンシュタインへ【その3】

論理哲学論考 (岩波文庫) 作者: ウィトゲンシュタイン,野矢茂樹 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2003/08/20 メディア: 文庫 購入: 29人 クリック: 278回 この商品を含むブログ (201件) を見る ゆるふわ先生「いよいよ哲学の話になるのか」 ばじるちゃん…

フレーゲからラッセル、ヴィトゲンシュタインへ【その2】

ばじるちゃん「どこまで話したっけ」 ゆるふわ先生「確か【ラッセルのパラドックス】がフレーゲをボコボコにしたってところまで」 ばじるちゃん「ああそうそう。そこの中身までは話してなかったのよね。まあでもその前に、少し寄り道しましょうか。【数学的…

帰納と演繹――フレーゲからラッセル、ヴィトゲンシュタインへ【その1.5】

ばじるちゃん「フレーゲからラッセルへ行く前に、【帰納】と【演繹】について話しておくことにするわ」ゆるふわ先生「おお、なんか難しい単語が出てきた」ばじるちゃん「確かに難しい単語だけど、所詮は2文字程度の情報量よ。『公園』に『公園』以上の情報…

フレーゲからラッセル、ヴィトゲンシュタインへ【その1】

ゆるふわ先生「哲学の話なのに、いきなり20世紀からなんだ」 ばじるちゃん「そうだけど、なんか文句でもある?」 ゆるふわ先生「いや、哲学って凄い昔から続いてるイメージあるからさ。それなのに20世紀の哲学者をいきなり持ってくるの、大丈夫なのかな…